畳の性質と効用

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    【多目的使用】ひとときのごろ寝や家族団らんの居間として、座卓ひとつで客間に、来客用の寝室に、コタツを囲んで娯楽室、お茶・お花等の稽古場に。
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    【有害物質吸着効果】い草はシックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドや酸性雨、光化学スモッグなどの原因となる二酸化窒素などさまざまな有害物質を吸着する。シックハウス症候群の原因物質はカビや微生物による空気汚染もそのひとつ。気密性の高い現代の住居では十分な換気を行う事が畳のためにも大切です。
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    【森林浴効果・集中力増進効果】い草の主要芳香成分はフィトンチッド(森や木の香り)やバニリン(精神安定、リラックス効果)などで個人差はあるがアロマテラピーとして癒し効果を体感できる。また、フローリングの教室と畳の教室における学習効果の違いを検証したところ、畳の教室では回答率が2割向上するというデータが得られた。
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    【緩衝効果】転倒が心配な乳幼児や高齢者の方々にとって、緩衝性に優れた畳は未然に事故を防ぐ安心・安全な床材のひとつといえる。東京消防庁が2007年度に行った調査では、家庭内事故が原因で救急車を呼んだ65才以上の高齢者の内、68%が転倒による事故で、発生場所は居室が全体の70%を占める。
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    【調湿・吸音効果】天然い草は余分な湿度を吸収し、空気が乾燥した場合にはい草内部の海綿質に蓄えた水分を放湿する。暑い夏には室内の湿度を下げ、空気が乾燥する冬は加湿する畳の天然調湿作用は、固有の畳文化を育んだ大きな要因の一つである。また、い草の海綿構造が内部に無数の空気層を生むため、吸音効果も期待できる。
  • 【抗菌・消臭効果】草履や下駄から靴へ、畳からフローリングへ、ペットの飼い方は外から室内へ生活文化は変化し、白癬症の患者は増加傾向にあり、日本人の4人に1人は感染していると言われる。い草はさまざまな有害微生物に対する抗菌作用を持っており、水虫菌に対する抗菌実験でも有効な試験結果が得られた。また、住まいの悪臭の原因となるアンモニアやアミン類などの臭い、足の臭いなどにも高い吸着力が認められる。

畳についての参考資料

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